雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 と言うことで。今日は箱根第一弾。道了尊から明神ヶ岳と明星ヶ岳を歩いてきました。しかし第二弾は、、、冬の方が良いかも。いや、やぶ蚊が多くて。森林限界を超えないと、これからの時期は虫に悩まされるのでして。


 それは置いて、今日のコース。小田原に10時過ぎに到着して24分発の伊豆箱根鉄道大雄山行きに乗車。昔は西武の中古ばかりと言うイメージでしたが今は自社発注の車輌ばかり。しかし、走り出して、いや、動き出してという方が印象に合致するな。そろりそろりと何を警戒しているのだろうと思ったら、最後までそのペースでした。時速30km/hと言う遅さかな。車に負ける。これで廃線にならずにやって行けるというのは何かしら大量輸送をしているのでしょう。


 話を戻すと、終点の大雄山で道了尊行きバスに乗り換え。駅を出るとすぐさま斜面を登り始める。杉の林の中を。見渡す限り杉。ううむ。鼻が心配。駅から3km程度らしいけれど、駅から歩き出しても良いトレーニングになっただろうなぁ。しばらくして門前に到着。なかなか風情がありますな。寺は見物するところで神社は参るところと思っているけれど、ここは多少は参るという感じもなくはない。道了尊は大雄山最乗寺というのが正しい名称らしい。道了尊というのは、守護の発心をおこして天狗になって昇天したと言われる道了という坊さんも祭ってあるかららしい。この境内に明神ヶ岳の登山口があります。橋を渡ってから登り始める。その橋が今朝まで残った雨のせいで水没している。橋がコンクリート製で排水の仕組みが無いらしく上面に溜まった水分が下に落ちないんですな。しょっぱなからこれでは途中もぬかるんでいるんだろうなと暗くなりました。


 しばらくはやぶ蚊に悩まされ、水っぽい土壌に悩まされしていましたが、杉が少なくなって来ると日もあたり風通しも良くなって快適になってきました。そう言えばスズメバチ対策は何色を着たらいけないのだったっけ。歩きながら、ふと、そんなことを考える。1時間くらいして後ろを見ると酒匂川の扇状地が良く見える。流石にもやっていて江ノ島は判別できませんでしたが。二時間半くらいで山頂。標高差は900m弱でペースとしては目論見どおり。宮城野側からの強風で寒い。念のために持ってきた一枚を着込みます。ハコネザサに隠れておにぎりの昼食。そこからは尾根伝いに明星ヶ岳へ。案内に記載されているペースで移動。でかい石碑が途中にあるので寄り道。摂政大雄山行記念と言う。大正11年とか。昭和天皇が皇太子時代のことらしい。また歩き続ける。無理矢理土を盛って道を作ったなと思われる場所かいくつか。流石に箱根。途中で昨日到着したばかりのデジカメを土の上に落とす。慌てたけれど確認すると機能としては問題無し。ううむ、ネックストラップか別のケースが欲しいな。物色しておこう。


 明神ヶ岳は頂上が良く判りません。山中のあちらこちらで片側一車線の舗装道路を作ろうとしたのではないかと思われるサイズに草木の刈り込みがなされたところがあったのですが、明神ヶ岳の頂上も、そういうところの1つにありました。御嶽大神が祭られていますが朽ちかけている。まずいんじゃないのかな。少し戻って宮城野へ降り始め。15時ちょっと前。これがまた急な上に整備不良なルートで降り切る頃にはすっかり足がガクガクになってしまいました。不良と言っても、その昔に一通りの整備はされていて、そのあとに一切補修を行っていないというレベルですから、気をつけていれば問題はありませんが。この感じからすると他のルートも同様では。ちょっと気が重くなりました。


 宮城野では風呂とも思ったけれど着替えが無かったので人迷惑にも、このまま帰ることにしました。強羅まで上がって箱根登山。ちょうど帰りの時間帯だったので混んでいる。すいませんねぇ、臭くて。箱根登山の車輌は箱根湯本まで。小田急直通に乗り換え。小田原でJRに乗り換え帰宅。