今日の検査は内視鏡。上からの。いわゆる胃カメラでした。相変わらず待機時間は長いんだけれど今日はいつもと違って本を読んだりというよりはうとうとと寝ていました。朝、立ち上がると立ちくらみしたりして気分がすぐれなかったから大事を取って。心臓用の血管拡張剤が強めに利いているのだろうな。勝手に判断してはいけないのだろうけれど。
検査自体もあっと言うま。麻酔を点滴のバッグに打たれてから五つと数えない間に意識を失い「はい、終わりました」と言われて意識を取り戻す。時間が経過したなんて認識なし。
夕方、明日の手術の説明があり内視鏡による手術では確実ではないので開腹で行いますと。「全開ですね」と言ったらそこまではと苦笑された。半開と言うところらしい。胆嚢を切除した後に総胆菅の内を内視鏡でチェックするとか。胆嚢内の結石がおおきなものではなくて細かなものが沢山なので流れだしてあちらこちらに詰まっていないかを見ておかないとならないのだと。
食事時に持ってこられたものが。絶食中の者に食物のはずがない。下剤。それも二種類。時間差で飲めと。前の検査で下剤を出し忘れたことを防止するためなんだらふ。この後会社から四人が見舞いに来てくれました。腹の具合を多少気にしながら応対。そうそう、この病院はここ二年もしない時期に移転しているんですな。ちょいと古いカーナビに頼ると線路沿いの空き地に連れていかれるのだな。
話をしていると自分が今は浮き世離れしているなと実感。市内では情報漏洩防止のため上司の悪口は言っても良いが仕事の話はしてはならん(<本当にこういう意味合いの文章で通達された)とのことなので、なかなか直接的には仕事は話題にはできませんでしたが、会社の様子は伺えましたわ。もうひとつ別の意味でずれているのは入院中に勉強していることかな。UMLなんて昔から知っていることの再確認に過ぎないので勉強していることになるとは思わなかった。いかに自分が他人に知られていないかを実感しましたな。
見舞いと言うことで本を差し入れて頂きましたが小学生中学年向けとおぼしい「ライアンをさがせ」とか「四月の時刻表」というのはなぁ。「ライアン」はまだ読めましたが「時刻表」は捨てるしかない。見舞いに本を持って行くのは難しいという話が出たんですがその通りで体調によっても駄目な本があるし。そういう訳でもう一冊頂いた本は読みたかった本なんですが退院後に読むことになるでしょう。
さて、明日はいよいよ手術。